加盟店は不正使用されたカード決済について責任を負います。盗難カードを利用した詐欺の被害はあなたの事業に大きな損害をもたらします。それは、決済金額を返金すると同時に、商品やサービス、大切な時間を失うことになるからです。
不正カード利用を確実に見破る方法は存在しませんが、敵をよく知ることで被害を最小限に抑えることができます。
詐欺かどうかを見極めるための6つのポイント
1. 間違いだらけの文章
詐欺師は英語もしくは日本語が母国語ではないことがあります。気軽さや無教養を装い、意図的に適切でない文章を書くこともありますが、文法や誤字が目立ち、聞きなれない言葉や文章が使われたりすることが多く見受けられます。
英語の例：
Hello This Adam i will like to know if you do deck installation and do you Accept credit card??
正しい文章は
Hello, this is Adam. I would like to know if you do deck installation and if you accept credit card payments.
日本語の例:
田中と申します。インストルできるですか。カードだいじょぶですか？？
2. 同情を引く作り話
詐欺師は同情を引く作り話をしてきます。作り話をそれらしく語るのは難しいものですが、ひどく困っているとか、切羽詰まっていることを装い、あなたの警戒心を解こうとします。
英語の例：
Right now i Am in the hospital. But want to get things done asap.
日本語の例：
実はわたしは入院中なのですが、どうしても早急に対応しないといけません。
3. 第三者への送金を依頼
詐欺師はよく注文の金額に加え、料金を上乗せし決済することを要求してきます。その後、その上乗せ金額分を第三者に送金するよう要求します。送金先は不動産屋であったり、送迎運転手や、または結婚式のコーディネーターであったりもします。送金先も実は詐欺師の仲間で、現金をだまし取るための策略なのです。
例：
不動産屋の手数料の残りがあるので、その分50万円追加して決済してください。プロジェクトをスタートする前に、この支払いを完了しなければならないので、（不動産屋はカード決済を受け付けていないので、）その追加分は不動産屋に送金してください。
4. 大量の注文を不審な住所、発送先に発送依頼、または聞いたことのない運送会社を指定
詐欺師は高額商品を大量に、聞いたこともない運送会社を指定して、しかもクレジットカードの請求先とは異なる住所へ発送するよう依頼してきます。また傾向として送料が通常の価格帯よりも不審なほど高額となることが挙げられます。
5. 複数のクレジットカードを使用
詐欺師は高額注文を複数の少額決済に分割し、複数のカード(異なる請求先、異なるカード名義人など)で決済することを要求することもよくあります。Squareの処理をよく知っている、とそそのかすこともありますが、それらは巧みな作り話、嘘です。
例:
最初のカードで9万円、2枚目のカードで4万円を決済してください。Squareではカードで大きな金額を支払えないので、私の言うとおりに処理してください。そうでないと代理業者の手数料が発生しますので。明日不足分をもっと支払います。
6. 信じられないほどいい話は、おそらく信じてはダメ
ここ数ヶ月で最大の取引、注文となっていますか？購入者は様々な手数料負担やお礼のチップ支払いなど申し出ていませんか？カード決済手数料まで負担してくれる？
うまい話には用心してください。安全な決済となっているか、信頼できる購入者か、確認する時間は十分あるはずです。
加盟店さま自身による日頃の注意が最大の防衛策ですが、私たちも共に戦います。これらの注意ポイントを参考にして怪しいと感じるお取引があれば、決済後すぐに商品の発送対応などをせず、Squareまでお問い合わせください。
また、カード決済のガイドラインとして、カード決済を安全に行うには もぜひ参考にしてください。
