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あなたのビジネス独自の「スタイルガイド」の作り方
あなたのビジネスの魅力をお客さまにアピールするには、その魅力をどんな風に表現して伝えるのかが重要なポイントになります。消費者が一つのことに注意を向ける時間はほんの一瞬。そんな限られた時間の中で、お客さまの興味をしっかりとつかむためには、最高の第一印象を与えることが欠かせません。そこで、お客さまに好印象を与えるために「スタイルガイド」を作成・活用することをおすすめします。
スタイルガイドとは? 💅
スタイルガイドとは、さまざまな媒体で使用するブランド独自のスタイルを文書でまとめたものです。たとえばオンラインストアやウェブサイトなどの媒体では、フォント、色、画像、ボタン、アイコンなどについて、どんなスタイルを用いるのかを説明します。また、言葉づかいやトーンなど、コミュニケーションをするうえでのスタイルについても説明します。
スタイルガイドが必要な理由とは?🤔
マーケティングをするにあたって、何よりも重要なのは「一貫性」です。ウェブサイトを作成するうえでも一貫したスタイルを用いてサイト全体に統一感をもたせることが欠かせません。一貫したスタイルにすることで、見た目が良くなるのはもちろん、脳への負荷も軽減されるため、読み手が理解するスピードも速くなると言われています。あらかじめスタイルガイドを用意しておけば、サイト作成時にデザインを選ぶときでも、同じルールに沿ってスムーズに作業することができます。
もちろんウェブサイト以外の媒体にもスタイルガイドは役に立ちます。 印刷物をはじめ、メールマーケティング、その他のどんな媒体でも、スタイルガイドに沿って同じスタイルに統一することができます。
スタイルガイドを作成するには? 📜
まずスタイルガイドでは、ウェブサイト作成ツールで利用できるスタイルの中から、どのスタイルを使用するのか指定します。たとえば、Square オンラインビジネスのデザインオプションでは、フォントと、サイトの配色としてプライマリカラーとセカンダリカラーを選択することができます。 他のサイト作成ツールを利用している場合や独自にサイトを開発する場合は、利用できるスタイルも異なるはずです。このガイドでは、Square オンラインビジネスをご利用の場合を想定して、どのようにスタイルガイドを作成するのかご紹介します。
フォントを選択する 🔠
一般的には、ウェブサイトで使用するサイトは2種類に限定します。タイトルに使用するフォントとそれ以外のテキストに使用するフォントです。この2種類のフォントを選ぶうえでは、お互いの存在を引き立たせることを意識しましょう。たとえば1つのフォントがより複雑で入り組んだスタイルなら、それをタイトル用に使用して、その他のテキストにはよりシンプルなフォントを選択します。Square オンラインビジネスでは、テキストの配置場所に合わせて、両方のフォントをバランスよく使用し、フォントサイズも自動的に調整されます。
2つの色を選択する 🌈
フォントと同じく、サイトの配色を決める際も2種類の色を選びます。サイト上にある大半の要素にはプライマリカラーを使用し、プライマリカラー以外の色が必要な場面ではセカンダリカラーを使用します。ブランドカラーとして特定の色をよく使う場合は、 プライマリまたはセカンダリカラーとしてその色を採用し、その色と相性のいい別の色と一緒に使うことをおすすめします。
ヒント: Adobeのカラーホイールを使用すると、相性の良い補色を見つけることができます。またSquare オンラインビジネスでコピー&ペーストして使えるHex値(16進数のカラーコード)も表示されます。
言葉づかい・トーン 📣
キャッチコピーにも一貫性が求められます。統一感のあるコピーを使うことで、ブランドとしての信頼度も高まり、ブランドイメージが際立ちます。あなたのブランドには、若さやカジュアルさを意識したトーンが似合うでしょうか?それとも知り合いとおしゃべりしているような雰囲気でしょうか?スタイルガイドでは、例をあげてあなたのブランドで求めているトーンをわかりやすく説明しましょう。ここでは、同じ意味の内容を2つの違う言葉づかいで説明してみます。
”「オーナーオリジナル 宇宙イメージのレインボーカラーハンカチ🌈✨」”
”「色鮮やかな手染めの手巾。心を込めてお届けします。」”
どちらの文章も、ハンカチが「カラフル」で「手染め」だということを説明していますが、トーンが違うだけで雰囲気もがらりと変わります。
ヒント: あなたのビジネスについて考えたときに思い浮かぶ形容詞やフレーズを自由に書き出して、一覧にまとめてみましょう。類義語を調べてみるのもおすすめです。サイトで使うキャッチコピーを書くときは、この一覧を見ながら、ビジネスイメージにあったコピーづくりを心がけましょう。
アイコンと画像 🌌
どんな種類の画像(画像背景、商品画像、またはアイコンなど)を使う時でも、読み手(お客さま)にその画像を通して何を伝えようとしているのかまず考えましょう。その画像を見た時に、どんな考えが浮かび、何を感じるのかをあらかじめ考慮してください。この点を明確に把握していれば、一貫したメッセージ性のある画像(ブランドイメージに合ったもの)を効果的に使うことができるはずです。
ヒント: 画像処理や表示の方法についても明確にすることをおすすめします。フィルターなどのエフェクトを使用する場合は、ブランドイメージに合ったエフェクトの種類や画像処理の方法を決めてスタイルガイドにまとめておきましょう。
まとめ 🎉
今回ご紹介した内容のほかにも、スタイルガイドに記載するべき内容は沢山あります。ビジネスの数だけスタイルがあるように、スタイルガイドに載せる内容もそれぞれのビジネスに合わせて異なります。あなたのビジネスならではの内容でスタイルガイドにまとめるべきものもあるかもしれません。想像力を発揮して、独自のスタイルガイドを作成してみてください。くれぐれも、スタイルガイドはビジネスを「型にはめる」ためのものではなく、優れたウェブサイトを作成するために「参照する」ものとして存在していることをお忘れなく😊
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Square コミュニティ管理者
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